大型連休の消防士の休みは? ゴールデンウィークや年末年始に消防士は休めるの?

消防士

こんにちはFP消防士です。

今回は、ゴールデンウイークや年末年始といった大型連休の休み事情についてお話します。

この記事は

消防士のゴールデンウィークの休みはいつ?

消防士の年末年始の休みはいつ?

長期休暇の取得は可能?

このような事が知りたい人向けの内容となっています。

結論

消防士という仕事は年中無休で365日、火災、救急、救助といった災害に対応しなければなりません。

ですが、同じ人が365日間勤務するのは無理です。

なので交代制で365日、いかなる時でも出動できるように消防署で待機しています。

ゴールデンウイークや年末年始も交代制の勤務は変わらない。

ゴールデンウイークや年末年始の大型連休に合わせて休みを取ることも可能。

消防士の大型連休の休みについて解説していきます。

消防士の勤務形態

消防士は、簡単にいうと日勤者と隔日勤務者に分かれます。

日勤者は17時15分までの勤務となり、隔日勤務者は24時間勤務となります。

日勤者は、本部で働く職員になります。

ざっくり言うと総務課、警防課、予防課などが日勤者になります。

働く職員のサポートであったり、大規模な訓練の計画、予算関係、消防設備関係などが日勤者の業務となります。

署の予防係などで仕事をしている人で日勤者の人もいます。

一方、消防署で働き現場活動を行う職員は基本的に隔日勤務となります。

2交代制であったり、3交代制であったり消防本部により若干の違いはあります。

月に仕事に行く日数は約10日程度です。

出勤日数は少ないですが、その代わりに夜間も出動に備え24時間勤務しているので、分かりやすく言うと24時間勤務は、日勤者の2日分働いているということになります。

そのため、休みの日が多くなります。

9日間の消防士のシフトを見てみましょう。

あくまで2交代制の例ですので、ご参考までに。

この、『勤務』は24時間勤務の日になります。

1日の8時30分から翌2日の8時30分までとなり、2日は8時30分以降は非番となります。

非番は、何かあれば出動する可能性はありますが基本的に休みと思ってもらって大丈夫です。

このシフト表の5日『週休』は、日勤者が土日休みと同じような扱いで休みとなります。

4日、5日、6日は実質休みというわけです。

消防士は災害職員ですので、地震や台風といった災害があれば災害状況に応じて休みであろうが招集され仕事になります。

このようなシフトが繰り返されていきます。週休の間隔は、3当務後に週休と決められている場合であったり、シフトを作る前に事前に職員の休み希望を聞き、それに合わせてシフト表を作ったりと消防本部によって違いはありますが休みの数は同じになっています。

公務員の休暇申請

ご存知のとおり消防士は公務員です。

公務員には夏季休暇、年次有給休暇、休日休暇、育児休暇、介護休暇、結婚休暇とこの他にもいくつか休暇が存在します。

このような休暇は積極的に取るようにしましょう。

いつも思うのですが、「休むと人手が足りず迷惑がかかるから」とか、「他の人は休みを取ってないから」とか、それって人員を増やさない組織が悪くない?って思うのですよ。

男性の育児休暇の取得など、私の本部では取得している人は何人かいますが、やはり取得しにくい消防本部も少なからずあると思います。

このような流れを変えるためにも、取れる休暇は積極的に取得していきましょう!!

私の場合は、いつも以上に業務や引き継ぎに関して何も言われない状態を作ってから休むようにはしています。

大型連休の休みについて

隔日勤務者は、ゴールデンウィークや年末年始などの大型連休は基本的に特別なことはなく、交代制でいつも通りの勤務が行われます。

なので、大型連休だから長期休みというわけではありません。

本部勤務、つまり日勤者は暦通りの休みになるので、ゴールデンウイークや年末年始は休みなります。

ですが、世間は休日です。消防士は365日、このような休日でも働かなければなりません。

休日に働くと、もちろん休日手当があります。

ゴールデンウイークの5月や年末年始の12月、1月分の給料は休日手当があるため少し高くなります。

また、この大型連休に合わせて休みを取ることも可能です。

週休を大型連休に合わせてもらったり、年次有給休暇を取得することで長期休暇が取得できます。

私の消防本部では、新婚旅行で海外に行くため7連休なんて職員も結構いますね。

こんなのも全然ありです。

消防士のメリットは休みが多いというより、まとまった休みが取りやすいことがメリットだと感じます。

まとめ

今回は、大型連休中に消防士の休暇事情についてお話しました。

まとめです。

ゴールデンウィークや年末年始といった大型連休だからといって長期休暇があるわけではない。

大型連休に合わせて休暇申請することも可能。

私の場合は、年越しは職場で過ごしている割合が多く、ほぼ毎年、職場でソバ食べてます。

以上です。

『FP消防士ブログ』運営者:FP消防士

高校卒業後、すぐに地方の消防本部に採用されたアラサー消防士。消防隊、救急隊、特別救助隊に配属経験があります。

消防関係や公務員目線の家計管理に関する情報を発信しています。

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