こんにちはFP消防士です。
今回は、予防技術検定（危険物）に合格するためにするべきことについてお話します。
私は、防火査察と危険物を取得しています。
いずれ消防用設備等も受験しようと思っています。
私が、予防技術検定（危険物）に合格するために勉強した内容をお話していきます。
この記事は
予防技術検定（危険物）に必要な知識とは？
予防技術検定（危険物）に合格するための勉強方法！
このような事が知りたい人向けの内容となっています。
結論
予防技術検定（危険物）に合格するために必要な知識と勉強方法についてお話していきます。
メジャーな危険物について把握する！
危険物施設の許可審査関係の流れを覚える！
各危険物施設の設置基準等について覚える！
ある程度、知識がついたら問題集の周回！
時間をかけてゆっくり勉強していきました。
短期間で理解するのは難しい分野だと思いますので、時間をかけてコツコツ勉強した方が良いと思います。
では、このことについて解説していきます。
予防技術検定とは？
予防技術検定という制度について、消防士の方ならご存知かと思いますが軽く説明していきます。
消防本部及び消防署の機関には、建築物の大規模化・複雑化等に伴い高度化・専門化する予防業務を的確に行うために、火災の予防に関する高度な知識及び技術を有する「予防技術資格者」を配置することとされています。
この「予防技術資格者」になるためには予防技術検定に合格しなければなりません。
また、予防技術検定には受験資格があります。
１ 消防庁告示に定める講習（消防学校等に置いて行われている講習等）の課程を終了した方。
２ 大学、高等専門学校、大学院において理工系又は法学系の学科又は課程を修めて卒業した方。
３ 大学、高等専門学校、大学院において機械・電気・工業化学・土木・建築又は法律に関する単位を通算して２０単位以上習得した方。
４ 予防業務に１年以上の従事経験がある方。
これらが、予防技術検定を受けるために必要な受験資格となります。
予防技術検定（危険物）
予防技術検定には３つの専攻科目があります。
防火査察
消防用設備等
危険物
この、３つの中の危険物についてピックアップしていきます。
危険物はどのようなものかと言うと、危険物関係法令・許可審査関係・保安規制関係等の知識が必要です。
試験は共通科目１０問、専攻科目２０問の計３０問となっており、専攻科目のどれかの資格を保有していれば次に受ける時は共通科目の１０問を免除することもできます。
合格基準は６０％となっているため、正当数を上げるためにあえて共通問題を免除しない方もいらっしゃいます。
私は、2回目からは免除ありで受験していますね。
危険物の勉強方法
私は、予防技術検定は防火査察と危険物を取得しているのですが試験を受けた感じでは危険物の方が簡単に感じました。
危険物関係って難しいイメージないですか？？
私も最初はそうだったのですが、許可審査関係を業務でしていくうちに「あれ？意外に難しくない！」と感じるようになり予防技術検定（危険物）を受けようと思いました。
危険物に関して、大規模消防本部、小規模消防本部であれ危険物関係業務に従事している職員でないと触れることはないのではなでしょうか？
ですが、決して簡単ではないですが、勉強すれば理解しやすい分野だと感じます。
勉強方法としては、テキストを読み込んだ後はひたすらに問題集の周回をする！
これが、合格までの近道です。
結局、何問の問題を理解して解いたのか？これが重要だと感じます。
テキストは一般財団法人 日本消防設備センターのものを購入し、問題集は防火査察を受けた際にも使用したものを使いました。
私は、これで勉強しました。
正直、テキストや参考書と言うよりは危険物関係法令を一冊にまとめました！みたいな感じです。
予防技術検定対策用参考書となってはいるのですが、日頃の業務でも使えそうな内容となっています。
通知関係も記載されているので、これを完全にマスターすれば１００％合格できます。
危険物を勉強するにあたって、許可審査関係の全体の流れの把握と各危険物施設の設置基準等を重点的に覚える事に心がけました。
なぜかと言うと、単純にページ数が多かったからですね・・・。
覚えないといけない量が多かった・・・。
メジャーな危険物の特徴は把握しておきましょう！
危険物の種類も多いのでメジャーなものが出題されたら必ず得点できるように対策しておきます。
後、各危険物施設の設置基準等を混同して覚えないように注意しましょう。
このテキストは、第１巻から第４巻まであります。
第１巻 共通科目 2,530円
第２巻 防火査察 3,740円
第３巻 消防用設備等 4,070円
第４巻 危険物 4,290円
私は、第４巻の危険物しか持っていませんが、消防用設備等を受ける時には第３巻を購入しようと考えています。
このテキスト、結構分厚いので読むのに時間がかかるので長い期間でコツコツ勉強した方が良いかなと思います。
これは、日本消防設備安全センターのオンラインショップで購入可能です。
そして、使用した問題集はこちらです。
共通問題５回分、各専攻科目５回分が掲載されています。
問題数は、共通問題１回で１０問、専攻科目問題１回で２０問です。
なので、トータル共通５０問、専攻科目１００問が掲載されています。
個人的には、文の言い回しや選択肢の内容等、試験に近い問題が多い印象です。
問題集の問題数も多く、実際の試験に近い内容となっています。
また、答えに参考条文も記載してあるので疑問に思った事があれば、すぐ深掘りもできます。
根拠が何条に書いてあるか、すぐに分かります。
予防技術検定では、「○条に記載されている〜○◯について正しいものはどれか？」みたいな問題が出題されることが多々あります。
そもそも◯条の内容って何？？？
ってなりますよね・・・。
参考条文の記載があるので、答え合わせをしながら自然とそこがリンクしていきました。
防火査察と危険物で使用した問題集で、消防用設備等でも活用しようと考えています。
勉強期間
勉強期間は、約３ヶ月程度確保しました。
テキストを読む時間を確保するために長い期間かけてコツコツ勉強しました。
時間が取れるのであれば、時間をかけて勉強する方が良いかと思います。
１日の勉強時間は、１〜２時間程度行いました。
毎日欠かさずに！と言うわけでもなかったですが、時間があれば１時間くらいはするように心掛けていました。
勤務日は、空き時間を見つけて勉強していました。
基本的に夜しか時間ないので、仮眠前に勉強する感じでしたね。
非番日は、勉強しても２時間程度だったと思います。
問題集は、試験日の２〜３週間前くらいから取り組んで丁度いい感じでしたね。
まとめ
今回は、予防技術検定（危険物）についてのお話でした。
これから受けようと考えている方もいらっしゃると思いますが、一夜漬けでは厳しい資格だと思いますので、しっかり対策をして臨みましょう。
まとめです。
メジャーな危険物は特徴等を確実に覚える！
許可審査関係・各危険物施設の基準等を把握しておくこと！
問題集の周回は合格の近道！
予防技術資格者を目指す方の少しでも参考になればと思います。
以上です。
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