幼少期から行う防災教育の重要性について解説! 大人になっても忘れない!  

消防士

こんにちはFP消防士です。

今回は、幼少期から行う防災教育の重要性についてお話します。

実際にどのようなことに取り組んでいるのかについて解説します。

この記事は

幼少期から行う防災教育の重要性について

具体的にどのようなことを行なっているか?

このような事が知りたい人向けの内容となっています。

結論

幼少期から行う防災教育について、どのようなメリットがあるのかについてお話します。

幼少期から防災教育を行うことで大人になっても学んだ防災知識は覚えている!

キッズ防災教育の取り組みについて!

このような事について解説していきます。

防災とは

防災とは何か??

「災害を未然に防止し、災害が発生した場合における被害の拡大を防ぎ、及び災害の復旧を図ること」とされています。

つまり、災害を予防する力や災害が発生した時の対応力を身につける事を言います。

火災、地震、津波、火山等の災害発生時に的確な行動を取れるように、このような災害の発生に備える力が必要となります。

近年、南海トラフ地震の発生も想定されており、『防災』について注視されていますよね。

「自助・共助・公助」という言葉をご存知ですか?

自助とは、自分が取り組むこと。

共助とは、地域や近所で取り組むこと。

公助とは、公的機関が取り組むこと。

大規模又は複数箇所での災害発生、道路の寸断等が予想されます。

そのため、大災害時では公助の力に限界があります。

公助が有効に働かない場合に自助、共助が必要となるわけです。

まずは、自分自身や家族の身の安全を守るために「自助」の強化が必要です。

幼少期からの防災教育

幼少期からの防災教育の重要性についてお話します。

皆さんは、国歌を歌えますか??

もちろん、覚えていますよね!

小さい時から歌ってきたから、大人になって歌う機会がなくなっても覚えているものです。

防災教育も幼少期から継続して行う事で、大人になっても忘れない『防災』となります。

火災の時は低い姿勢で逃げる、口をハンカチで覆う、地震の時は扉を開ける等は幼少期からの消防訓練で何回もしてきたことから記憶に残っていますよね。

幼少期からの防災教育として、消防訓練より少し内容を広げて行う事により防災知識の向上を図るということです。

消防用設備の簡単な説明、防災セット(非常食等)の重要性、応急手当て要領等を幼少期から行い防災意識の底上げを目的としています。

このような事を幼少期から学ぶことで、大人になっても防災に関する知識は忘れないものとなります。

キッズ防災教育

幼少期から中学生までを対象に防災教育を実施しています。

では、実際にどのような事をしているのか??

防災教育は、年齢に合わせて内容を変えています。

幼稚園児と中学生が同じ内容と言うわけにはいかないですからね。

消防用設備の説明、防災セットの重要性、応急手当ての要領、簡易担架の作成等について学んでもらいます。

これらを学んだ後には修了証を発行します。

他にも消防車両展示、初期消火体験防火服の着装訓練(子供用防火服)、渡過、放水体験、梯子車体験搭乗、燃焼実験等のブースを設けています。

これらは、年によって若干の変更はありますが内容はこのような感じとなっています。

消防関係のクイズ大会やじゃんけん大会を実施し、皆んなが楽しんでもらえるよう景品も準備しています。

防災教育の開催は、広報紙の掲載、SNSの活用、学校へ案内を出し集客しています。

防災を子供の頃から身近に感じてもらい、防災知識を当たり前のものにすることが目的ですね。

広報活動は、SNSを有効に使うように心掛けています。

話は少し逸れますが・・・。

消防のイベント、消防とはそもそもどのような仕事なのか?

このような事を、市民へ周知してもらえるよう広報活動には注力しています。

救急車=消防という認識がない人も世の中にいます。

消防という仕事を理解してもらうことも重要ですね。

救急隊が病院やコンビニで飲み物を・・・とかニュースで目にしますが、理解が深まって欲しいと思います。

まとめ

今回は幼少期からの防災教育についてのお話でした。

まとめです。

幼少期から防災の知識に触れさせる事で大人になっても忘れない!

自分の身は自分で守る事が重要、自助の強化も図れる!

防災教育は大人になっても大事なものです。

なので、子供の頃から防災に触れされることが重要だと感じます。

以上です。

『FP消防士ブログ』運営者:FP消防士

高校卒業後、すぐに地方の消防本部に採用されたアラサー消防士。消防隊、救急隊、特別救助隊に配属経験があります。

消防関係や公務員目線の家計管理に関する情報を発信しています。

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