消防士になったけど消防署以外で働く可能性もある? 消防士の派遣場所編

消防士

こんにちはFP消防士です。

今回は、消防士でも消防以外のところで働くことがあります。

ご存知でしたか??

異動により消防の現場とは全く違う仕事をする可能性もあるかもしれません。

私の職場のケースでお話します。

この記事は

消防署以外で働く可能性はあるの?

消防署以外ではどんなところで働くの?

このような事が知りたい人向けの内容となっています。

結論

消防本部によっては外部派遣が全くない所もあります。

外部派遣の有無は調べるのは難しいと思いますので、先輩方に聞いた方が早いかもしれませんね。

ちなみに私の職場の場合だと以下のような所に外部派遣がなされています。

大規模消防本部

県消防学校

県消防協会

市役所

このような所への外部派遣があり、消防署以外で働く可能性があります。

外部派遣

今回の記事は出張ではなく人事異動のお話です。

出張では県消防学校、消防大学校、エルスタなどがありますが、これらとは別です。

私の所属では、外部派遣は1年〜3年程度の期間派遣されます。

消防署以外の仕事ですが、ある程度は消防という仕事に近い仕事内容のものですね。

大規模消防本部

大規模消防本部に派遣で出向し、その消防本部で業務を行います。

基本的に本部勤務で、そこで警防課か予防課の配属になります。

例えば、警防であれば訓練計画、車両や資機材の更新、災害支援などを行い、予防であれば広報活動、査察、運用基準の作成などを行っているみたいです。

田舎消防本部と都会消防本部とでは、規模も違えば職員数も違うので参考になるところもあれば、実情に合わないパターンもあります。

派遣された職員が、大規模消防本部の良いところや田舎消防本部の実情に合うパターンを職場に還元し、職場全体の組織改革や組織のレベルアップに繋がっています。

県消防学校

県消防学校の派遣教官です。

これは、私の県内では各消防本部の持ち回りとなっていますので、該当の年が来れば県消防学校に派遣されるという流れです。

初任科、専科等の授業であったり訓練を教えないといけません。

その他にも講師の派遣調整であったり、時間割の作成などを行います。

県消防協会

消防協会とは、消防職員や消防団員などの福祉厚生、消防施設設備等の改善充実、消防知識技能の向上、消防防災思想の向上等を図り、もって国民生活の安全、社会公共の福祉の増進に寄与することを目的とするものです。

業務内容は、消防団員及び消防職員の福祉厚生関係、消防団員及び消防功労者の表彰関係、防火・防災思想の普及やそれらに関する施設の管理運営などがあります。

ちなみに、全国消防協会と日本消防協会の違いが分かりますか?

「全国消防協会」は現役で活躍する消防職員を対象とした団体で「日本消防協会」は消防団員を対象とした団体となっています。

市役所

市役所にも人事異動があり、防災関係の課に配属となります。

防災関係メインの業務になります。

災害時の避難所運営、ハザードマップの見直しなどがあり、災害時は消防署と連携して仕事を行う機会も多くあります。

基本的に日勤ですが、災害時は詰所待機することになります。

派遣されるには

このようなところに派遣されるには、希望をしないと基本的には派遣されません。

消防署以外で働いてみたい、自分のスキルアップのため、視野を広げたいなどを理由に異動希望を出している職員もいます。

逆に消防署の現場で働きたいという職員もいます。

どちらの理由であれ自分のスキルアップに努めることが大事だと思います。

日頃の業務を当たり前に行い、自分の評価を上げ、少しでも自分の意見が通りやすい環境を作るのも大事だと思います。

まとめ

今回は、消防士が消防署以外で働く場所を紹介しました。

まとめです。

消防本部によっては消防署以外でも働く可能性がある。

外部派遣に行きたいのであれば積極的にアピールする!

異動希望調査であったり上司に積極的にアピールして外部派遣の切符を掴み取りましょう。

以上です。

『FP消防士ブログ』運営者:FP消防士

高校卒業後、すぐに地方の消防本部に採用されたアラサー消防士。消防隊、救急隊、特別救助隊に配属経験があります。

消防関係や公務員目線の家計管理に関する情報を発信しています。

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