こんにちはFP消防士です。
今回は、地理・水利調査についてお話します。
仕事上、地理や水利を覚えないといけませんよね。
この記事は
地理・水利の重要性について!
非番日に地理・水利調査に行く必要性はある?
このような事が知りたい人向けの内容となっています。
結論
地理・水利は仕事上、必ず必要な知識となります。
機関員であれば、絶対に知らないといけない!
地理・水利を覚えているのであれば非番日に行く必要はない。
このことについて解説していきます。
なぜ地理・水利を覚えないといけないのか?
消防という仕事は、火災・救助・救急要請があれば、その場所に向かい対応しなければなりません。
出動指令があった場所に迅速に駆けつけないといけません。
そのため管内の地理を覚え、最短ルートで向かう必要があります。
ですが、最短ルートであったとしても、最短時間で到着できない可能性もあります。
それは、時間帯により渋滞しやすい箇所であったり、道路が狭隘である場合等、少し遠回りした方が時間的には最短で到着する場合もあります。
そのため、時間帯や道路状況を考慮して機関員はルート選定をします。
このように、ルート選定するにも管内の地理を把握していないと選択肢も狭まり、出動から帰暑まで有効な現場活動とは言えませんよね?
水利は、火災の際に必要とされる知識です。
現場に1番近い水利はどこなのか?
水利の選定は?防火水槽?消火栓?自然水利?
防火水槽の容量は?消火栓の口径は?
先着隊はどこから水利を確保しているのか?
火災対応する機関員は、このような事を意識して活動しなければなりません。
円滑な現場活動をするにあたって、管内の水利を知っておく必要があります。
何より、地理も水利も覚えていれば実際の現場で心配事が減ります。
地理に自信がなければ、現場に到着するまでに道を間違えてないか不安ですし、緊急走行中は全集中でハンドルを握っているので、それどころではないと思います。
水利も同じで、地理と水利を覚えていれば、余計な心配事が減り到着してからの活動のことを考えるだけで済みます。
機関員になるまでには、猶予がありますよね?
新人の内は、いきなりハンドルを持つことはないので、その内に管内の地理・水利を少しずつで良いので覚えるようにしましょう。
新人がするべきこと!
新人の内にこれをしておけば、少しでも地理・水利が覚えられるよ!
というポイントになります。
実際に私がしていた事なので、少しは参考になるかと思います。
私は、機関員歴は6〜7年くらいだと思います。
今まで、救急車、救助工作車、梯子車、高所放水車、ポンプ車、タンク車とハンドルを握ってきました。
大型車両も運転してきましたが、梯子車がダントツに1番で運転が怖いですね・・・。
新人が地理・水利を覚えるポイントとしていくつか紹介していきます。
まずは、メイン道路を覚える!
幹線道路や国道と言った大きな道路をまず覚えましょう。
地理を覚えるのは、それからです。
大きな道路を覚えて、そこからの分岐等を覚えて自分の地図を徐々に大きくしていきましょう。
業務で出向した道順を見直す!
出向した際には、帰ってきてから通ったルートを再度確認するようにしてみて下さい。
出動の際も同様です。
これで、出向した場所や現場とリンクして道を覚える事ができるので覚えやすいです。
水利は、目標物とリンクさせて覚える!
〇〇学校の前、〇〇商店の前のように目標物とリンクさせた方が覚えやすいです。
また、実際に水利は目視で確認しておいた方が良いです。
若干地図と場所が違ったりするので、どのような場所に設置されているか確認することが重要です。
非番日で地理・水利調査する必要は?
私、個人の考えは地理・水利を覚えているのであれば、非番日に地理・水利調査をする必要はない!
勤務中に覚える事が1番ベストです。
非番日まで、仕事に関することをしたくない!!って人もいると思います。
機関員になるまでの間に時間はありますので、その期間で勤務中で通った道を毎回復習していけば、ある程度は管内の地理・水利は覚えることができると思います。
私は、機関員の最低ラインとして運転技術、地理・水利の把握は必要だと考えます。
これは、機関員として当たり前のスキルですよね。
また、救急隊の機関員であれば管内の路面の状況の把握は必要です。
緊急走行中、路面によっては段差等があり救急車が跳ねる箇所もあると思います。
傷病者を搬送する上で、気をつけないといけません。
消防隊の機関員よりも救急隊の機関員の方が気を遣う場面が多いと感じます。
路面の状況は、先輩の機関員に教えてもらいましょう!!
勤務で地理・水利を覚える努力をすることで、非番日に地理・水利調査をする必要がなくなります。
署によるとは思いますが、出動が少ない署であれば勤務中に地理・水利調査に出向することも可能かと思いますので、積極的に行いましょう。
ただ、勤務で補えないのであれば非番日に地理・水利調査はした方が良いと思います。
一刻を争う現場で、道を間違えたなんてこと出来ませんよね。
私の場合は、勤務では限界があったので非番日にも行っていたのですが、水利を覚えるために必ずしていたことがありました。
それは、「必ず蓋を踏む!」
水利を覚えられるように、印象づけのため両足であったり、片足で踏んでいたのですが・・・。
全水利していたので、意味なし!
まとめ
今回は、地理・水利調査についてのお話しでした。
地理・水利は、機関員になるために必要な知識ですよね。
まとめです。
機関員であれば必ず必要な知識!
地理・水利は勤務で覚える努力をする!
以上です。
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