消防署勤務の仮眠事情を解説! 仮眠時間や快適な仮眠時間の過ごし方を教えます!

消防士

こんにちはFP消防士です。

今回は、消防署の仮眠事情について解説していきます。

この記事は

消防署って24時間勤務だけど睡眠はどうしてるの?

仮眠時間はいつ?

仮眠中に出動があったらどうするの?

このようなことが知りたい人向けの内容となっています。

では、消防署勤務の仮眠事情について解説していきます。

結論

結論から言うと

消防署勤務は、仮眠は出来るが人によって睡眠時間に差がある

人によって睡眠時間に差があるのは、なぜなのか詳しく解説していきます。

仮眠について

消防署勤務は2交代制か3交代制で、基本的に24時間勤務です。

朝の8時30分から翌朝の8時30分までが勤務時間となります。

24時間、常に災害に備え、いつでも出動できるように準備をしています。

ですが、24時間ずっと不眠不休で仕事をするのは困難です。

もちろん休憩時間もありますし、仮眠時間もあります。

なので、消防に採用された時点で貸与品(支給品)に布団も含まれています。

仮眠の格好は、救助服、活動服、救急服です。

仮眠時間について

仮眠時間は、消防本部よって異なります。

概ね、仮眠時間は22時から6時までの間となっています。

ですが、業務が残っていたりするので22時に寝れない場合がほとんどです。

もちろん、仮眠時間中に火災や救急があれば出動しなければなりません。

出動の際には、仮眠室に出動指令が流れますので、それを聞いて出動の準備をします。

先輩が仕事しているから若手が仮眠室に行けないってこともあるかと思います。

業務が終わっていれば早く寝ましょう。夜中の出動に備えて少しでも寝た方が良いです。

仮眠時間中の業務について

仮眠時間中なのに業務?どうゆうこと??

消防本部によっては、仮眠時間中通信業務などがある場合があります。

簡単に言うと夜中の119番通報対応ですね。

大規模な消防本部になると通信指令員も専従で行えますが、地方の消防本部になると専従にできる程の人員がいません。

なので、署の職員が夜中の通信業務を交代で補います。

他には、夜中に消防本部に来られた人に対応するため事務所で待機している消防本部もあります。

実際に夜中に来られるケースとしては、道案内や駆け込み救急などがあります。

このようなケースに対応するために、事務所で待機します。

ですが、必ず夜間の通信業務や事務所待機があるわけではなく、消防本部によって異なります。

仮眠時間中は特に業務もなく、ぐっすり寝れる消防署もあるでしょう。

消防本部や消防署次第って感じですね。

仮眠室の目覚まし

仮眠室は消防署によって大部屋であったり個室であったりします。

古くに建てられた消防署は、今だに雑魚寝のところもあるのではないでしょうか?

大部屋でもベッドタイプでカーテンで仕切られていたり、ベッド間の距離が離れていたりと少しはプライベートは確保されています。

本当に少しですが。

それを考えると、個室の仮眠室はいいですよね。

起きる時も、大部屋だとアラームをかけれません。

若手のうちは、人より少し早く起きて庁舎のカギ開けなどをする消防本部もあると思います。

その場合は、アラームがかけれないので別の方法で起きないといけません。

それは、目覚ましのバイブ機能です。

スマホの振動で起きないといけないのですが、起きれないんですよね。

私は若手時代、めっちゃ寝坊しました。

3連チャンで夜間業務に寝坊した時は、焦りましたね。

私が寝坊すると、先に夜間業務に従事していた先輩が代わりに夜間業務を継続して行います。

申し訳ない気持ちでいっぱいです。

だから、胸を張って言えます。

起きれない人の気持ちは、かなり分かります。

安心してください。私以上に夜間業務に寝坊している人はいません。

次は、寝坊しないよう頑張りましょう。

仮眠室の工夫

仮眠室が個人部屋の場合は特に気を遣う必要はないのですが、大部屋の場合はそうもいきません。

空調関係などの設定温度が自分に合わない場合があります。

冷感シーツや冬用シーツなどを使用して温度調整したり、枕も自分に合ったものを使用したりと環境を整えることはできます。

ただ、貸与品(支給品)で貰ったものなので捨てるのではなく保管しておきましょう。

また、冬場は乾燥するので卓上加湿器を使用したりと、快適に過ごせる工夫はできます。

私は、出動で全く寝れない日が月に数日はあったので、寝れる時にしっかり睡眠が取れるようにしていました。

まとめ

今回は、消防署の仮眠事情についてお話しました。

まとめです。

仮眠時間は消防本部によって異なる

快適に仮眠するには工夫が必要

不眠は、身体に良くないです。

寝れる時にしっかり睡眠時間を確保しましょう。

以上です。

『FP消防士ブログ』運営者:FP消防士

高校卒業後、すぐに地方の消防本部に採用されたアラサー消防士。消防隊、救急隊、特別救助隊に配属経験があります。

消防関係や公務員目線の家計管理に関する情報を発信しています。

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