消防署の1日の流れ 出動がないと暇なのか?意外に忙しい消防署の1日を解説します!

消防士

こんにちはFP消防士です。

今回は消防署の1日の流れを解説していきます。

火災や救急対応以外の仕事内容を知らない人も多いと思います。

火災がないとき何してるの?

消防署の1日の流れが知りたい。

このような人向けの内容となっています。

結論

消防署の1日を時間経過とともに解説していきます。

基本的に勤務は、隔日勤務で2交代制か3交代制になります。

月に10日程度が勤務日数になるので、休みが多いと感じられます。

そして、1日の勤務時間は24時間となります。

では、災害がない時は何をしてるのか解説していきます。

現場がなければないで、仕事がある

意外としないといけない仕事が多くて、出動がある度にその業務が止まるって感じですかね。

では、時間経過に沿ってお話していきます。

消防署の1日の流れ

では、消防署の1日を時間経過に沿って解説していきます。

現場活動以外の仕事として、広報活動や訓練を行っています。

あくまでも例ですので、消防本部や管轄署によって業務内容も変わります。

基本的に消防署で働く人は24時間勤務ですが、消防本部で働く人は月曜日から金曜日までの日勤です。

出勤から退勤まで

〜8時30分 出勤

出勤は勤務交代に間に合うように来ましょう。

個人装備を車両に乗せたり資機材の準備を行い、出動体制を整えます。

8時30分〜 勤務交代

勤務交代を行い、反対番から業務の引継ぎを受けます。

9時00分〜 車両点検・資機材点検

車両のライトなどに不具合がないか点検をします。その他にも積載している資機材の始動確認や動作確認を行います。

これは毎当務、点検を行います。

いざと言うときに、すぐ使えるようにするために毎朝、確認をしています。

10時00分〜 業務

勤務交代後は出動があればいつでも出動します。

出動がない場合は訓練、地理・水利調査を行います。

その他には消防訓練指導、査察、消防関係届出処理を行います。

12時00分〜13時00分 昼食

昼食時間は決まっていますが、救急隊はこの時間帯に出動している場合もあり、昼食時間と夕食が同じになる日もあります。

私の消防本部では、カップラーメンを食べている時に出動があった場合は、スープから麺を取り出し麺とスープを分けておきます。少しでも麺が伸びないようにするためです。

出動から帰ってきた時にスープを温め、麺を入れるとまた食べれます。出来立てよりは味は落ちますが麺が伸びるよりは多少マシです。

13時00分〜17時00分 業務

午前中と業務内容は同じです。

デスクワークもあり報告書等の作成を行います。

17時00分〜18時30分 夕食作り

夕食を作る消防署もありますが、各自で準備する消防署もあります。

私が消防に入って良かったことは、料理が作れるようになったことです。そのおかげで魚も捌けるようになりました。

採用されたばかりの頃は、キャベツの千切りが太くてキャベツの百切りなんて言われてましたね。

18時30分〜19時30分 夕食

夕食時間です。

消防うどんであったり、消防署特有の消防飯を食べることができます。

消防うどんは、出動があっても大丈夫なように工夫がされています。

それは、麺が伸びないようにつけ麺スタイルになっています。

これが、また美味しくて消防本部によって入れている具材も違ったりして、家で試しに作ったりしています。

Instagramで消防飯をアップしている消防本部もありますのでチェックしてみてください。

19時30分〜22時00分 事務処理

基本的に日中の業務が残っているので、その処理を行います。出動した事案の報告書の作成や、夜間想定訓練も実施したりします。

その他にも、筋トレや個人訓練を行います。

この時間でシャワーを済ませます。

22時00分〜7時00分 仮眠時間

仮眠時間です。仮眠室は、個人部屋であったり、カーテンで仕切るタイプ等があります。

仮眠中に指令が鳴ったら出動しなければなりません。

7時00分〜8時00分 清掃

事務所や車両等の清掃をします。

反対番に綺麗な状態で引継ぐために朝、清掃を行います。

8時00分〜8時30分 日誌作成

1日の業務内容を日誌にまとめます。

8時30分〜 帰宅

人間関係

消防署勤務は、24時間勤務なので仕事中は、ずっと同じ環境にいます。

なので、メンバーがものすごく大事です。

いい上司に巡り合えば良いのですが、消防の組織も多くの人がおり、中には『うーん。』と思う上司もいると思います。

ですが、自分を強く持って理想の消防人に近づけるよう頑張りましょう。

まとめ

消防署の1日の流れを解説しました。

正直、暇な消防本部もあるかと思いますが、そんな時こそ訓練や予防の知識を深めるチャンスですね。

まとめです。

消防本部や消防署によって1日の勤務形態は違う

現場活動がなくても仕事は普通にある

以上です。

『FP消防士ブログ』運営者:FP消防士

高校卒業後、すぐに地方の消防本部に採用されたアラサー消防士。消防隊、救急隊、特別救助隊に配属経験があります。

消防関係や公務員目線の家計管理に関する情報を発信しています。

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