消防採用試験に合格したけど、その後の流れは? 消防士になってからの話

消防士

こんにちはFP消防士です。

今回は、地方公務員(消防職)試験に合格した後の流れを解説していきます。

また、合格した後にするべきことについても解説していきます。

この記事は

消防士に合格したけど4月までの間、何するの?

消防士になる前にしておいた方が良いことはある?

このような内容が知りたい人向けです。

結論

これから消防士として、頑張るぞ!!とやる気に満ち溢れていますよね。

消防士に合格して、辞令をもらうまでの数ヶ月間のスケジュールや、しておいた方が良いことを解説していきます。

貸与品の採寸がある

4月までの継続したトレーニング

公務員としての自覚。

これらを詳しく解説していきます。

合格について

まず、合格についてお話します。

公務員試験の一次試験、二次試験と見事に突破し採用試験に合格すると、自治体のホームページに自身の受験番号が掲示されると思います。

この方法が合否を確認するのが一番早くできる方法かと思われます。

その後、文書で合格通知と今後の案内文書が自宅に届くはずです。

案内文書の内容を確認して、指示に従いましょう。

いよいよ消防士になる切符を手にしました。

新消防士一年生です。

では、合格してから採用されるまでの数ヶ月間のスケジュールや過ごし方についてお話していきます。

貸与品の採寸がある

合格した際に、同封されている案内文書やホームページに貸与品の採寸の日程が記載されている思います。

貸与品とは、消防で使うお仕事セットのことです。

ヘルメット、防火服、活動服(夏用・冬用)、編上げ、制服、短靴、手袋、警笛、ヘッドライト、雨具、布団、消防手帳などが支給されます。

自治体によって、支給される装備品が異なる場合もありますが、基本的には同じです。

貸与品は支給品とも言われたりします。

こんなものまで、貰えるの?と思いますよね。

消防は24時間勤務です。24時間勤務の中に仮眠もあるため、仕事上必要な道具として布団も支給されます。

これは、税金で買われたものなので無くしたり、転売しては絶対にいけません。

そんなことしたら始末書案件ですね。

そして、防火服や活動服、ヘルメットなどの仕事で必要な装備の採寸を行います。

いよいよ消防士になるんだと実感が湧きますね。

4月までの継続したトレーニング

消防に合格してゴールというわけではありません。むしろ、ここからがスタートです。

消防に合格すると、消防学校に約半年間入校します。

消防学校は集団生活になり、そこで消防に必要な知識や技術を徹底して学びます。

座学は、初めて目にする言葉も多く難しく感じると思いますし、訓練は厳しいものとなります。

入校したばかりは、腕立て伏せやバービージャンプ祭りだと思います。

また、学校生活中、移動は3歩以上は駆け足です。

マジでしんどいので、消防に合格したからと言ってトレーニング全くせずに消防学校に入校すると痛い目をみると思います。

現役消防士が言っているので間違いないです。

何より、慣れない環境での集団生活は精神的にも大変だと思います。

ですが、苦楽を共にし、同じ釜の飯を食べた仲間はかけがえの無い財産となりますので、この半年間を有意義なものにして欲しいです。

公務員としての自覚

合格してから運転する機会もあると思います。

絶対に交通違反をしないようにしましょう。

よくニュースで公務員の飲酒運転やスピード違反を目にしませんか?

それ程、公務員の不祥事は注目されているということです。

あなたは、4月から公務員となる人間です。公務員としての自覚を持ち行動しましょう。

交通違反の内容によっては、合格取り消しになる可能性もあります。

自家用車でも公務員としての責任を持ちハンドルを握りましょう。

もう一度言います。

公務員としての自覚を持ち行動しましょう。

これは、本当に大事なことですので肝に銘じておきましょう。

公務員は全体の奉仕者ということ忘れてはなりません。

まとめ

今回は、消防採用試験に合格した後について記事を書かせていただきました。

このような記事は、あまり無いと思います。

自分が採用されたときに疑問に思っていたことなので、このような疑問をお持ちの方もいるのではと思い書かせてもらいました。

まとめです。

防火服などの採寸がある

継続してトレーニングしないと消防学校でキツい思いをする。

公務員として自覚を持った行動をする。

4月に辞令を貰うまでの間にしておいた方が良いことは分かったと思います。

時間を有効に使いましょう。

また、出初式もありますので自分が働く職場の出初式を見に行くといいでしょう。

モチベーション爆上がり間違いなしですね。

以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

『FP消防士ブログ』運営者:FP消防士

高校卒業後、すぐに地方の消防本部に採用されたアラサー消防士。消防隊、救急隊、特別救助隊に配属経験があります。

消防関係や公務員目線の家計管理に関する情報を発信しています。

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