こんにちは、FP消防士と言います。
今回は、消防学校の1日について解説していきます。
消防学校に入校する前にどんなことをするのか少しでも知っておきたいですよね。
消防学校の1日の流れは?
自由時間はあるの?
このような疑問を解決できる記事となっています。
結論
細かく時間割が決められている
朝起きてから寝るまでの間に細かく時間が割り当てられています。
ここでは、消防学校の1日の流れを紹介していきます。
あくまで、例ですので各学校で多少の違いはあるかと思いますが、『消防学校って大体こんな感じなんだ』と記事を読んでいただければと思います。
消防学校
消防学校とは何か、ここで軽く説明します。
消防学校は、消防士を教育、訓練する施設で東京消防庁、道府県、政令指定都市に設置されています。
入校中にも給料は発生しますが、時間外手当などが付かないため基本給のみの支給となります。
総代と副総代
消防学校には総代と副総代という役割が存在します。
簡単に言うと学級委員です。
総代は学級委員長、副総代が副学級委員長と思っていただければわかりやすいです。
日直と寮直
消防学校では、日直と寮直といった役があります。
1回は日直、寮直どちらも経験することになるかと思います。
日直、寮直ともに1日交代で、課業終了のタイミングで次の当番に引き継ぎます。
日直
課業の準備や号令を行います。
日直になった1日はとても忙しいです。
課業前の10分間で、課業に必要なものを教官に聞きに行き、必要なものを放送します。
大きな声でハキハキと号令をかけなければなりません。
寮直
寮直は寮直室で電話対応などをします。
日朝点呼や日夕点呼の指揮をとります。
消防学校の1日
消防学校によって、若干の時間の差はありますが基本的には変わりません。
今から、消防学校の1日を解説していきます。
6時30分 起床
起きたら、寝具類の整理や洗面を済ませます。
ゆっくりする時間はないので、手早く行動します。
6時45分 日朝点呼
寮直の指揮により、朝の点呼を行います。
この時に、消防体操やランニングを行う消防学校もあります。
7時00分〜7時20分 清掃
寮室や担当区域の清掃を行います。
きちんと掃除をしましょう。
7時30分〜8時15分 朝食
栄養バランスの取れた食事が食べられます。
好き嫌いすることなく食べ、残さないよう心がけましょう。
8時30分〜8時45分 朝礼
日直の指揮により朝礼が行われます。
ここで、消防学校によって異なりますが毎日であったり決められた曜日に通常点検を実施します。
1人1回程度は日直担当の日が回ってくると思います。
9時00分〜12時00分 課業
午前中は基本的に座学です。ただ、外部講師の都合で午後になる場合もあります。
午前中の課業の時間割はこのようになっています。
9時00分〜9時50分(一限目)
10時00分〜10時50分(二限目)
11時00分〜11時50分(三限目)
12時00分〜12時45分 昼食
栄養バランスの取れた食事が食べられます。
ようやく1日の折り返しですね。
12時45分 訓練準備
基本的に午後の授業は訓練メインとなっています。
スムーズに午後の課業が始められるように、課業が始まる13時00分までの間に訓練資機材の準備を行います。
13時00分〜17時00分 課業
午後の課業は訓練メインとなっています。
時間割はこのようになっています。
13時00分〜13時50分(四限目)
14時00分〜14時50分(五限目)
15時00分〜15時50分(六限目)
16時00分〜16時50分(七限目)
訓練の種類によっては、ぶっ通しで訓練する場合もあります。
17時15分 自由時間
ここから自由時間となります。
この自由時間の間に夕食と風呂を済ませます。
夕食と風呂の時間は決められていますので、時間内に済ませます。
この時間を使って、効果測定の勉強や個人訓練を実施したりします。
他にもトレーニングをしたり、身体を休めたり有効に自由時間を使いましょう。
22時00分 日夕点呼
ここでは、寮直の指揮により点呼を行います。
22時30分 消灯
明日から、また1日頑張りましょう。
まとめ
消防学校の1日を時間経過とともに解説していきました。
消防学校によって時間のずれがあると思います。自分が入校予定の消防学校のサイトをご確認ください。
まとめです。
基本的に午前中は座学、午後は訓練のパターンが多い
日直や寮直の役割がある
消防学校でバキバキに鍛えて所属に帰りましょう。
以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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