消防士の休みについて解説! 1か月に仕事に行く日数は10日程度しかない!! 

消防士

こんにちはFP消防士です。

今回は、消防士という仕事のメリットについてお話していきます。

私にとって消防士という仕事についてどのようなメリットがあるか解説していきます。

この記事は

消防士の仕事は月に何日出勤?

消防士のシフトはどんな感じ?

このようなことが知りたい人向けの内容となっています。

結論

私が思う『消防士』という仕事についての休み事情を解説していきます。

休みが多い。

まとまった休みが取りやすい。

大規模な災害が発生した場合は仕事になる。

では、これらについて詳しく解説していきます。

休みが多い

消防署は24時間勤務になります。

勤務時間は朝の8時30分から翌日の8時30分までとなっています。

私のところは24時間勤務をして次の非番になります。非番とういうのは、まぁお休みですね。

1日仕事をして1日休みとなります。

このようなシフトのため消防署の職員は「土日祝は休み」とかではありません。

本部職員の場合は日勤のため「土日祝」は休みとなっています。

2交代制の9日間のシフトの例を出すとこんな感じです。

「勤務」が24時間勤務をする日で「非番」と「週休」はお休みです。

この週休は1ヶ月の間に3〜4回程度あります。

なので月に出勤する日数は11回〜12回程度です。

つまり月の半分以上がお休みです。

2交代制か3交代制で休みのサイクルは変わりますが、基本的に休みの数は同じです。

休みが多いと言いましたが、夜中も消防署で仕事をしています。

そのため勤務時間にカウントされ、その分次の日が休みという訳です。

出産育児休暇や年休といった休みもありますので積極的に取得しましょう。

私の職場では、育児休暇を取得する男性職員も実際にいるので、こういった休暇は取るべきです。

話は少し逸れますが、祝日に勤務すると休日に仕事をしていることとなるため時間外手当が発生します。

長期休暇

消防士というのは休みが多く、月の半分以上は家にいます。

日頃から休みが多く、自由な時間が多く確保できます。

ですが、それよりも「まとまった休みが取れやすい」という方が私のメリットになっています。

一般の会社なら基本的にお盆、正月、ゴールデンウィークなどが長期休みになっていますよね。

よくニュースなどで高速道路の渋滞が取り上げられているのを目にしたことはありませんか?

消防士という仕事は、一般の会社に比べて3連休や5連休が比較的とりやすいと思います。

ですが、消防士という仕事はお盆、正月、ゴールデンウィークだからと決まった休みはありません。

本部職員は休みになりますが、署で勤務している職員は交代制で勤務しなければなりません。

なぜなら、こういった連休中でも火災や救急があれば出動しなければならないからです。

ただ、勤務体制に問題がなければお盆や正月、ゴールデンウィークといった連休でも休むことは可能です。

私の趣味はキャンプやツーリングです。

長期休暇を取得し、趣味のキャンプやツーリングであったり家族と過ごす時間に活用しています。

先程、お話したとおり比較的長期で休暇を取得できるため人が混雑していない時期に計画を立てて渋滞や人混みといったストレスを避けながら、趣味や家族の時間を確保することができます。

大規模な災害時は仕事になる

普段の勤務状態で、休みの人が職場に招集されることはありません。

ただ地震、津波、洪水、台風など規模や被災状況により招集される可能性があります。

地震などは予測が不可能ですが洪水や台風はある程度、天気予報などで予想ができます。

「明日、大雨が降りそうだから河川の氾濫のおそれがあるな」

「大規模な台風が近づいて来ているな」

このようなケースの場合は事前に職場に行く準備を行なって、いつ招集の連絡があってもいいように連絡体制を整えておきます。

このような大規模な自然災害などが発生すると一般の会社なら休みになると思いますが、消防は逆に仕事になります。

また、緊急消防援助隊などもありますので自分の管轄だけではなく、日本全国の災害に注目しておきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は消防士の休み事情について解説しました。

消防士は休みが多く思われがちですが、夜間も勤務していることから他の公務員と同程度の勤務時間です。

休みの日が充実していると仕事も頑張ろうという気持ちになりますよね。

消防士はまとまった休みが取りやすい。

大規模な災害時に招集される可能性がある。

消防士は、まとまった休みが取得しやすいので旅行だったり、趣味に時間を費やすことが他の職種に比べて時間を確保することが可能だと思います。

休みが月の半分以上あるのは、とても魅力的ですよね。

ただ、消防士は災害時に活動する仕事ですので、いつでも招集されてもいいように日頃から連絡が取れる体制を整えましょう。

消防士の休み事情についてでしたが、消防士の仕事内容はとてもやりがいがあるものですので、皆さんも消防士を志してみませんか?

以上です。

『FP消防士ブログ』運営者:FP消防士

高校卒業後、すぐに地方の消防本部に採用されたアラサー消防士。消防隊、救急隊、特別救助隊に配属経験があります。

消防関係や公務員目線の家計管理に関する情報を発信しています。

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