こんにちはFP消防士です。
今回は、消防士のお盆休み事情についてお話していきます。
24時間365日稼働している消防署のお盆休みはどうなっているのか解説していきます。
この記事は
消防士にお盆休みはあるのか?
消防士のお盆休みについて解説!
このような事が知りたい人向けの内容となっています。
結論
消防士のお盆休み事情について解説していきます。
結論から言いますと・・・
消防士がお盆休みを取ることは可能!
お盆期間に勤務する人もいる!
お盆休みは取れるが、もちろんお盆期間中に勤務する人もいます。
このことについて解説していきます。
お盆休みとは?
お盆休みとは、そもそも何かと言うと先祖の霊を家に迎えて供養する仏教行事のことです。
8月13日を迎え火と言い先祖の霊を迎える日とされています。
そして、8月16日を送り火と言い、先祖の霊を送る日とされています。
なので、お盆休みは基本的に8月13日から8月16日までの4日間のことを言います。
ですが、4日間もの間、消防署を閉めることはもちろんできませんよね?
24時間365日、救急、救助、火災が発生した際に対応しなければなりません。
では、消防士のお盆期間の休みはどうなっているのでしょうか?
そもそも消防士の勤務体制は?
消防士は基本的に24時間勤務で働いています。
朝の8時30分から仕事が始まり、翌日の8時30分に仕事が終わります。
また、消防士でも日勤者の方もいます。
このような方は、朝の8時30分から17時15分までが勤務時間となります。
消防署で勤務している方であれば、基本的に24時間勤務となります。
24時間勤務ですので、一般の日勤で働いている会社員の2倍の時間を働いていることになりますので月の出勤日数が10日程度しかありません。
また、休みは4週8休が原則です。
これは、4週間のうち休みが8日間あると言う事です。
消防士のお盆休みは?
消防士のお盆休みは、基本的に5日間となっています。
普段の4週8休の休みとは別に5日間の「夏季休暇」と言う形で休むことができます。
期間は7月から9月までとなっており、この期間のどこかで休んでね〜って感じです。
なので、「8月13日から8月16日までがお盆休み!」ではなく
お盆に休みが欲しいなら夏季休暇を8月13日から8月16日の間で申請する!と言う流れになります。
実際は、非番日もあるので隔日で申請することになります。
連休で取得してもいいですし、別々で取得しても構いません。
5日と夏季休暇と年休を抱き合わせて、長期休暇を取って海外旅行なんて事も可能ですね。
もちろんですが、お盆期間中も勤務しなければいけない消防士がいます。
希望日が重なったりすると、他の職員と話し合って休む日にちを決定することになると思います。
なので、お盆期間だから休み!と言うことではないが、夏季休暇をお盆期間に申請して休むことはできます。
他の長期休暇についての記事もあるので、興味のある方は読んでみてください。
休みについての考え方
ここでは、個人的な私の考えについてのお話です。
消防士は気持ち的にも休みは多く感じがちですが、時間的には他の職種と変わりません。
ただ翌日丸1日が自由に動けるのは、かなりのメリットだと感じます。
しかも、長期休暇も取得しやす職場は、なかなか無いと思います。
私は、仕事をする上で『休みあっての仕事』だと考えています。
夏季休暇の他にも年休が年に20日間あります。
このような休みは積極的に取得していく事をオススメします。
以前、とてもお世話になった先輩がこのような考え方の方だったので私も影響されていますね。
後輩にも休みは積極的に取得するように促しています。
ただ、休みを取るにあたって自分の仕事は確実にこなして、しっかり引き継げる体制を取ってから!です。
仕事を投げ出して休むのは他の職員の負担になりますので、休める状況であればと言う前提の話です。
休みの申請は誰もができる権利ですが、しっかりと業務をこなして義務は果たしましょう。
義務を果たさずして、権利を主張しても自分が働きにくくなりますし、周りも休みを申請しにくい環境になりやすいです。
ですので、休みは積極的に取得して欲しいですが、仕事はしっかりこなしましょう。
まとめ
今回は、消防士のお盆休みについてのお話しでした。
これから消防士になる方や、目指している方の参考になればと思います。
まとめです。
消防士は夏季休暇を7月から9月までの間、取得できる。
お盆休みはないが、夏季休暇をその期間に申請する事ができる。
消防士のお盆休み事情を少しでも理解いただけましたか?
24時間365日稼働している消防署でも、長期で休むことはできますのでご安心を!
以上です。
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