こんにちはFP消防士です。
今回は、消防採用試験の作文試験対策について解説していきます。
この記事は
作文試験の題材はどんな内容なの?
作文を書くコツが知りたい。
作文試験対策は何をすればいいの?
このような人に向けた内容となっています。
結論
作文試験の題材に応じて、自分の考えや思いを書かないといけません。
なので日頃から、作文のネタになりそうなことをメモや記憶に残しておきましょう。
作文試験の概要を把握する。
過去に出た題材で作文を書いて見る。
消防に関するニュースに気にかける。
印象に残る作文を書く。
このことについて解説していきます。
作文試験の概要を把握する
作文試験は自治体が指定するルールに従い、書きましょう。
概ねの試験内容は、1時間から1時間半程度の時間で、文字数は800字から1,200字程度となっています。
作文試験について時間や文字数に指定がありますが、自治体によって異なります。自分が受ける自治体の試験内容を確認しましょう。
作文試験の注意点として
指定された文字数より、明らかに少なすぎたり、逆に指定された文字数をオーバーしている場合は、その時点で減点される可能性があります。
1,000字程度で書きなさいと指定された場合は、800字から1,200字程度が常識の範囲内と言えるでしょう。また、1,000字以内と指定された場合は、1文字もオーバーしないように心がけましょう。
作文を読む前に、文字数はある程度チェックできます。
他の受験者と対して比較する要素でもありますので、文字数が少なすぎる、また多すぎることで悪目立ちしないように気をつけましょう。
また、指定された題材と内容がかけ離れすぎていると減点される可能性があるので、題材に沿った内容で書きましょう。
過去に出た題材で作文を書いてみる
作文試験に出題される、題材は様々です。
消防に関すること、地域防災に関すること、チームワークに関することなどが題材として出題されています。
消防本部によっては過去に出された題材が掲載されていますので、自分がどれだけ作文を書けるか試して見ましょう。
自分が受ける自治体の作文試験の傾向が分かるかもしれません。
また、テキストも数多く出版されています。
作文試験も数をこなすことが重要だと考えます。多くの作文を書くことで、話の構成や書きたい内容の順序、言い回しなどの作文を書く能力が身につき、作文を仕上げる時間も早くなることでしょう。
作文を書くコツ
作文が書くコツは
『序論→本論→結論』の3段落か『起承転結』の4段落のどちらかを意識して書くことです。
これを意識することで、作文を書きやすくなりますし、読みやすい内容となります。
書くときは誤字脱字に気をつけ、語尾は『です・ます調』や『だ・である調』で統一するようにしましょう。
また、『とても』や『すごく』などの抽象的な言葉を使うと内容が薄く見えるため、使わないようにします。
例えば『とても→非常に』、『すごく→極めて』など類義語は他にもありますので、文章にあった言葉を選びましょう。
題材に合う、体験談などがあれば文書に取り入れると印象に残る文章となります。
消防に関するニュースに気をかける
日頃から情報収集に努めましょう。
消防採用試験の作文試験は、消防に関することや、地域防災に関すること、自分自身に関することなど多岐にわたりますが、時事ネタもそのひとつです。
時事ネタは、題材としても出しやすいため、世の中の動きを把握しているのかを確認する指標にもなります。
ニュースなどをチェックし、全国で発生した大きな災害などの概要は把握しておきましょう。
また、興味のあるニュースや作文試験のネタになりそうな内容は日頃からメモや記憶に残しておきましょう。多ければ多いほど、作文を書くことに役立つことでしょう。
印象に残る作文を書く
消防では全国消防職員意見発表会という大会があります。
これは、体験談や消防業務に関することを発表し、知識の研さんや意識の高揚を図ることを目的として毎年開催されています。
これは、県大会→地方大会→全国大会と上位大会に繋がる発表会です。
意見発表会は、自治体によって希望性であったり、若手は強制で提出しなければならない消防本部もあります。
意見発表会を見てみると、全国大会に出場している消防士は体験型の内容が多く見受けられます。
また、体験型の内容は印象に残りやすく、実際に自分が体験したことなので作文も書きやすくなり、説得力が増します。
題材に沿える内容の体験談があれば盛り込んで書くと印象に残りやすいです。
この、意見発表会はYouTubeにもアップされています。
一度、見てみてはいかがでしょうか。
まとめ
作文試験対策についてお話しました。
まとめです。
日頃から時事ネタにアンテナを張っておく。
作文のネタになりそうな出来事はメモしておく。
こまめにニュースなどを通して時事ネタをチェックしておきましょう。
以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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